リトルグリーンメンとの日常

リトルグリーンメングッズ紹介。

名古屋日帰りの旅② 徳川園

軽い鉄子の私は、鉄道網が発達している名古屋でなるべく多くの鉄道に乗りたいと思い、プランを組み立てたのだった。

シャポーブランのモーニングを済ませた私はJR名古屋駅に戻り、JR中央本線に乗り込んだ。

 

目的その2:JR中央本線で徳川園へ

名古屋のガイドブックを読むと買い物のことか名古屋メシのことばかり書いてある。名古屋メシはともかく買い物は帰ってからもできるので、都会での観光は難しいのだなと思いながらガイドブックをめくっていると素敵な庭園の写真が。

www.tokugawaen.city.nagoya.jp

庭園をてくてく歩くのが好きな私は行くことを即決。名古屋駅からはJRか地下鉄で行けるとのことで、ここはJRを選択。都会なので電車の時間を気にしなくても良いのがありがたい。

最寄り駅の大曽根駅に着いて徒歩10分。この日もすごく暑かったので、日傘に帽子は欠かせず、水分補給を意識的におこなった。くちびるが乾いてきたなと思ったら水分を一口。決してがぶ飲みはしない。パンツのポケットにペットボトルをさし、いつでも飲めるようにする。

 

徳川園についた。開園から10分過ぎたところか。

f:id:naoaktree:20160711102612j:plain

窓口で徳川園と徳川美術館名古屋城のセット券1500円を勧められる。名古屋城は行くつもりだったが徳川園併設の美術館は予定外だった。しかし、すでに暑い。徳川園の後に美術館で涼んでから次の目的地に行くのもいいかもしれない、と思いセット券を購入する。

 

中に入ると、人がほとんどいない。朝から暑い平日だからこんなものだろうか。

徳川園は、徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。

 

とのこと(徳川園HPより)。

「平成16年に日本庭園にリニューアル」ともHPにはある。「日本庭園」に対して「リニューアル」という言葉の選び方に風情もへったくれもないと違和感を覚えつつ、散策すると七夕飾りが見えてきた。

f:id:naoaktree:20160711102534j:plain

直射日光に直撃されている短冊を見る気にはなれず、日陰から写真を撮るにとどめる。更に歩を進めるとせせらぎの音が聞こえてきた。なんということでしょう、滝があるではありませんか。

f:id:naoaktree:20160711115013j:plain

こんな都会のど真ん中に贅沢な話である。沢で水に触れてみるが、ぬるい。仕方がない。おっと水分補給水分補給、とここでお茶を口に含んでリフレッシュする。

 

結局この庭園では他の来園者は2組しかおらず、すれ違うだけだったので視界は独り占め状態だった。これまで何年もカレンダー通りの休みだった私は、平日の観光地は本当に久しぶりで実にゆっくりできた。シフト勤務していた頃もあったので平日休みのメリットもデメリットも知っている。日本は祝日は先進国の中で最多だというが、そんな気がしないのは有給消化率の低さであろう。もっと有給消化して、平日の観光地を潤わせたいものだ。

 

この後、徳川美術館で小一時間涼む。内容はほとんど覚えていない。ただただ古くて価値のありそうなものを流し見ただけだ。この後のプランはしばらく歩くことになっているのでこの休憩が正解だったと後から思う。たとえ所蔵品のありがたみをわかっていなくてもだ。